刀 貞次(渡辺貞次・新潟) 昭和六十二年十月日 |
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注文する/Order | 特徴:貞次刀匠は本名を渡辺源次、雲龍子貞次とも銘を切る、新潟県北魚沼郡に刀鍛冶であった渡辺貞作の子として大正8年に生まれる。昭和3年より、父の渡辺貞作のもとで鍛冶鍛法の修行を始める。受賞歴として、昭和13年、文部省後援第三回新作日本刀展入選銀牌、14年、金牌、15年、紀元2600年記念日本刀展推薦賞をそれぞれ受賞する。戦後は、昭和29年9月26日に作刀認可を受け、30、32~45年、新作名刀展連続14回入選、そのうち、39年の作品は本間薫山先生がお買い上げになる栄誉を得る。サンフランシスコで鑑賞刀として宮入昭平・藤村国俊両先生の作品と共に出品される。作風は、山城伝と相州伝を得意として、よく錬れて地景が入った地鉄の妙味に高評を得ている。 |